Filmed Jun 2021; Posted Jun 2021
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なんでもOPE談義 〜古今東西surgeon'sリレー〜
現在、どの眼科領域の術式も標準化されてきたように思える。しかし、実際の手術において、場面ごとの操作には細やかな配慮があり、完全に同一な術野が存在しないため、それぞれの状況に最適化した術者の対応には多様性がある。動画のみでは伝わらない術者の‘’意思‘’や”術理”を術者より解説してもらうことで、その術式における手術操作、手術機器やデバイスの選択と応用について、それらの妥当性や有用性を共有し、全国の術者のskill upに繋げることを目的とする。そして、毎回ゲストをお呼びして手術セットアップ・手術動画を流しながら解説いただく。最後に、次回のゲストサージャンを指名していただき全国津々浦々の先生方と繋がるチャンネルである。
向後 二郎
2001年に聖マリアンナ医科大学を卒業。2003年より薬理学で緑内障における神経保護に関する研究に従事。2010年より網膜硝子体におけるOCTイメージング、プロトタイプの27Gシステムの臨床研究を開始。現在は黄斑円孔などの術式の改良や3D手術に関する研究に従事している。得意分野は開放性眼外傷、PDR、PVRなどの難治疾患及びIOL関連。
松井 良諭
2008年に三重大学を卒業。2010年に三重大学眼科学教室に入局。主に三重大学附属病院で臨床し、網膜硝子体手術(師匠は大澤俊介先生)や白内障手術に関心が高い。AZOOR complexにおけるOCTと視機能の関連についての臨床研究を契機に、超高解像度OCTで網膜外層を研究し、現在はOCT画像から機械学習を用いた臨床予測アルゴズムを開発中。