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やさしい下斜筋切除術[編集済・解説あり]

根岸貴志 (順天堂大学)

Posted Nov 2013
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■ポイント
かなり奥を触るので、全身麻酔で行います。
止血をしっかりしないと、術後に下眼瞼皮下出血をきたします。

1. 制御糸でしっかり眼球を内上転させる
2. 下斜筋がみえなければ制御糸を止めなおす
3. 渦静脈を斜視鈎でひっかけないよう注意
4. 下斜筋の奥のエッジを確認して斜視鈎でつり上げる
5. 癒着防止のため間をあけて切除する
6. テノン嚢内に断端が埋まったことを確認する

■使用器具
斜視鈎(大) 幅11mm 2本 はんだや HS-2547A
Stevens斜視 2本 Katena K3-6600
ボン大学式斜視鈎(穴つき) 1本 Geuder G-15821
ポーフィック氏強膜・縫合鑷子 2本 Geuder G-18945
ヘルベストン氏固定鑷子 2本 Katena K5-2556
バンガーター氏開瞼器(大/小) 左右各2組 Inami S813R/L S814R/L
バラッケ氏持針器 2本 Inami S-725A
デリケート持針器 1本 Inami MB-030
スプリングハンドル剪刀(鋭・反) 1本 Inami S-511C
ウエストコット腱剪刀(鈍) 1本 Geuder G-19750
ペアン止血鉗子(直/反) 各2本 Inami MH-108D/MH-109