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  1. 網膜硝子体・ぶどう膜炎
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  3. iseminar眼底カンファレンス:Case3

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iseminar眼底カンファレンス:Case3

山岸哲哉 (京都府立医科大学)

Posted Dec 2013
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「アイセミナー眼底カンファレンス」では、三宅正裕先生(京都大学)、向井亮先生(群馬大学)、山本亜希子先生(杏林大学)といった新進気鋭の黄斑専門医をコメンテーターに迎え、同世代だからこそ言えるフリーなディスカッションを展開していきます。

■山岸 哲哉 先生(京都府立医科大学 2013.12.27 20:23)
黄斑疾患を診ていると日常的に見受ける病状ですが、眼底自発蛍光が凄く特徴的な写真になりましたので、アップしました。

■三宅 正裕 先生(京都大学 2013.12.28 9:50)
もともとはMPPEだったのでしょうか…(MPPEという診断名も非常にあやふやなものですが)。

■山岸 哲哉 先生(京都府立医科大学 2013.12.28 21:51)
すみません、年齢を記載忘れていますが、62歳の男性です。最近、MPPEという診断名自体をあまり聞かなくなったような気がしますが、少なくとも長期間の慢性的なCSCがあったのではないかと考えられます。

■三宅 正裕 先生(京都大学 2013.12.29 9:59)
京大では、程度の強いCSCに対しては結構気軽に「MPPEかな」と言っています。ただ、同じスペクトラムということで方針が特に何か変わるということはなく、本質的には別段区別はしていません。世界的には、MPPEという診断名はあまり使われないようですね。

■山岸 哲哉 先生(京都府立医科大学 2013.12.29 10:06)
脈絡膜が病態の大元であると考えると、「pigment epitheliopathy=網膜色素上皮症」という表現は使われなくなる傾向にあるのかもしれません。このようにOCTで液貯留が無い状態でも眼底自発蛍光の所見が診断の手掛かりになりますよね。
「アイセミナー眼底カンファレンス」では、三宅正裕先生(京都大学)、向井亮先生(群馬大学)、山本亜希子先生(杏林大学)といった新進気鋭の黄斑専門医をコメンテーターに迎え、同世代だからこそ言えるフリーなディスカッションを展開していきます。

■山岸 哲哉 先生(京都府立医科大学 2013.12.27 20:23)
黄斑疾患を診ていると日常的に見受ける病状ですが、眼底自発蛍光が凄く特徴的な写真になりましたので、アップしました。

■三宅 正裕 先生(京都大学 2013.12.28 9:50)
もともとはMPPEだったのでしょうか…(MPPEという診断名も非常にあやふやなものですが)。

■山岸 哲哉 先生(京都府立医科大学 2013.12.28 21:51)
すみません、年齢を記載忘れていますが、62歳の男性です。最近、MPPEという診断名自体をあまり聞かなくなったような気がしますが、少なくとも長期間の慢性的なCSCがあったのではないかと考えられます。

■三宅 正裕 先生(京都大学 2013.12.29 9:59)
京大では、程度の強いCSCに対しては結構気軽に「MPPEかな」と言っています。ただ、同じスペクトラムということで方針が特に何か変わるということはなく、本質的には別段区別はしていません。世界的には、MPPEという診断名はあまり使われないようですね。

■山岸 哲哉 先生(京都府立医科大学 2013.12.29 10:06)
脈絡膜が病態の大元であると考えると、「pigment epitheliopathy=網膜色素上皮症」という表現は使われなくなる傾向にあるのかもしれません。このようにOCTで液貯留が無い状態でも眼底自発蛍光の所見が診断の手掛かりになりますよね。